うさぎのしっぽがオープンした1997年当初は、日本製のうさぎ用品はほとんどありませんでした。うさぎのしっぽでは創業当時からこれまで、うさちゃんのための用品をメーカーと共に数多く商品化してきました。これらは、うさちゃんにとって必要というだけでなく、一緒に生活する私たちにとっても必要なものであることが重要と考え、商品化してきたものです。その商品があることで、うさちゃんと一緒に暮らすことがもっと楽しくなる。それがうさちゃんと生活するうえで一番大切なことだと考えています。
うさぎのしっぽオリジナル用品開発秘話
１．株式会社川井との出会い
うさぎのしっぽオープンから約1年後、株式会社川井が販売している小鳥の巣箱に敷く天然素材100％の座布団「ワラ・ジー」に出会います。これはうさちゃんにもいいのでは、と考え提案したところ、快く受け入れてもらい、共に作ったのが「わらっこ倶楽部」です。
わらっこ倶楽部は、アジアンビタチモシーを100％使用し、うさぎの座ぶとんをはじめ、ごろ寝ソファ、かまくらハウス、りんりんボールなど、数々のヒット商品を生み出してきました。わらっこ倶楽部は、日本にうさぎ専用の用品という概念を定着化させたといっても過言ではありません。そして、今では世界中で販売されるまでになりました。
２．有限会社ウーリーとの出会い
うさぎのしっぽオープン当初、牧草は酪農農家用の牧草卸業者まで出向き、実際に質を確かめて購入し、粉をふるってからオリジナル牧草として店頭に並べていました。そんな中、有限会社ウーリーと出会い、新鮮で美味しい牧草を第一に考えるコンセプトに共感し、オリジナル牧草として取り扱うようになりました。流通がまだ整っていない頃は、お客様にできるだけ鮮度のいいものを届けたいという想いから、牧草が足りなくなると直接取りに行ったり、届けてもらったり、途中で落ち合って牧草を受け取ることもありました。店舗数が増えた今も、お客様に常に新鮮な牧草を届けるという想いは変わりません。
