Breedingブリーディングハウス

ブリーディングハウスは、うさぎのしっぽをオープンする前年の1996年にうさぎの繁殖を目的とする場所として作られました。これに先立ち、アメリカのオハイオ州コロンバスで開催されたラビットショーに参加し、ブリーダーさんと交流する中で、うさぎのしっぽの礎を築くことになるうさぎと出会い、日本に連れて帰ってきたのが始まりでした。

うさぎのしっぽのネザーランドドワーフやホーランドロップなどのうさぎ達は、環境や室温が管理されたブリーディングハウスで血統や性格を重視しながら、代表者の町田のもと繁殖されています。
うさぎのしっぽのうさぎ達は、ARBA (American Rabbit Breeders Association)の公認品種です。そしてすべての親うさぎとその子ども達は、両親を含め3世代の情報が記された血統書を持っています。
純血品種の繁殖は、それぞれの品種のスタンダード(品種基準)を熟知していなければいけません。ARBAでは、『Standard of Perfection』と言う一冊の本にすべてのスタンダードが収められています。このスタンダードをもとに繁殖を行いますが、どんなうさぎを繁殖したいか、自分にとって、どんなうさぎ(品種として)を理想とするかという明確な目標を持たなければなりません。そして、たくさんのうさぎを見たり、トップクラスのブリーダーからお話を聞いたりして、常にお客様に愛され「やっぱりうさぎのしっぽのうさぎだね」と喜んでお迎えしてもらえるように日々努力を重ねています。

ネザーランドドワーフ

最も小型の“立ち耳”のうさぎです。短く丸みを帯びたコンパクトな体にどこから見ても丸くて大きな顔が特徴。頭のてっぺんにはうさぎにしては小さな耳が直立しています。小さな体とともにカラーの豊富さもネザーの魅力の一つ。基本のカラーに斑模様のブロークンを加えると50種類を優に超えるカラーバリエーションがあり、好みのカラーを探すのも一つの楽しみです。

ホーランドロップ

最も小型の“垂れ耳”のうさぎです。コンパクトな体に対して大きく丸い顔をしています。ふっくらした両頬のふくらみから、リンゴの形にたとえられることもあり、また真横から見ると鼻ペチャの犬のようにも見えます。頭の上にはクラウンと呼ばれる少し長めの毛が帯状に生えているのが特徴。耳は、スプーンのような形で目の真横から顎の下に向かって垂れ下がっています。

ミニレッキス

ビロードの様な艶のある美しい被毛を持つ品種です。その手触りは、一度触れたら忘れられないくらい、とても気持ちのいい触り心地です。ガードヘア(上毛)とアンダーコート(下毛)が共に細く長さが同じで、細かく縮れているために極上の手触りを作り出しています。耳は長く立ち耳で、本来のうさぎらしい姿をしています。

ヒマラヤン

他の品種に見られない細長い円筒形のユニークな体型が特徴。耳や鼻先、足先やしっぽにはっきりとしたマーキング(模様)があり、それ以外は純白の被毛に覆われています。マーキングには、ブラック、ブルー、チョコレート、ライラックの4色があります。目は、全てのカラーにおいてピンクの虹彩に濃いレッドの瞳を持っています。